una:chenter Vol.16 in エビスSTARバー

una:chenter Vol.16 in エビスSTARバー|音声劇団ばなわに!

http://banawani-voiceacting.seesaa.net/article/460580765.html

 

いつもお世話になっております。

ばなわにさんのリーディングライブにて全脚本担当で参加致しました。

亜樹(ck618)としては、ロゴ・リーフレット・CDジャケットデザインでも携わりました。

今回のキービジュアルとなった上記イラストでCDジャケットも作らせて頂きました。

 

 

当日、私も会場に行きステージのパンフレット等拝見致しました。

ただパンフレットのスタッフクレジット欄にイラスト担当の記載がありませんでした。

本公演のキービジュアルとしてTwitterを始め、ブログ等でも皆さんにお使い頂いています。

ですので、その点、皆様に彼女の名前をお届けできずに大変残念に思っております。

 

今回のイラストは全て長く活動を共に続けている大事な相方の祈宮そら様によるものです。

私自身も相方のイラストを心から大切に思っています。

 

今回AKITOLETのブログからで恐縮ではございますが彼女の紹介をまずさせてください。

 

彼女にはAKITOLETを始めた10年前からずっと制作に関わって頂いてます。

彼女の存在、彼女が生み出すビジュアルの世界は私にとって非常にかけがえのないものです。

ワンスシリーズのビジュアルもずっと彼女と一緒に作りあげてきました。

本シリーズは彼女なしでは、到底作り上げられないものです。

素敵なイラストを使わせて頂き、そらへ心より感謝致します。

 

イラスト:祈宮そら【@kimiya_sora

デザイン:亜樹(ck618)【@akixyuki32

 

そんな、そらのイラストをお借りして今回のメインビジュアルをお届けしております。

公演に関わる皆様にTwitterでお使い頂けた事も非常に嬉しく拝見しておりました。

このように私とそらのビジュアルの世界をご覧頂き嬉しかったです。

私たちのビジュアルをお届け下さったばなわにさんに重ねてお礼申し上げます。

 

ばなわにさんの公演に際しての書下ろし2作も今回お披露目頂いております。

「白い鏡の林檎姫」はステージのみの公演。

「瑠璃色の夢を見たXXX」は特典ドラマCDにてお聞き頂けます。

上記2作以外の演目は全てAKITOLETのOnce Upon a Timeシリーズより選抜頂きました。

オリジナル版のドラマは全てオンライン公開しておりますので是非こちらもご視聴下さい!

 

「Once Upon a Time」

「Once Upon a Time 2」

「Once Upon a Time 3」

 

これだけ多くの作品を取り上げて頂く機会も滅多にあることではありません。

また、素敵なキャスト様に私のシナリオに触れて頂ける事を光栄に思いました。

関わってくださった皆様に心よりお礼申し上げます。

 

紹介が長くなり申し訳ございません。

今回、僭越ではございますが観客としてステージを拝見した感想を纏めました。

ただどうしても原作元という立場故に純粋ではない記載も多くなり恐縮です。

少し私なりに感じた事をお話させて頂きます。

かなり長いので…続きからどうぞ!

 

 

 

01:白い鏡の林檎姫

 

白い鏡の林檎姫は書下ろしと言う事もありまして。

少しだけ執筆の時のお話も合わせて書かせて頂きます。

既に観客視点ではないですね、すみません…。

 

この作品は、今回の公演のためだけに書かせて頂きました。

なのでAKITOLETでは絶対にドラマ化などは行いません。

瑠璃色と同じような感じの扱いとなるシナリオですね。

ですので、とても思い入れの深い大事な作品となりました。

 

タイトルからそのままですが、白雪姫モチーフのお話です(笑)

ただ白雪姫と書かずに私が林檎姫と書いたのにはちょっとした拘りがあります。

 

本作、書下ろしでキャストさんへの当て書きとなっておりました。

プランが決まるとどんどん書けるけど初めは結構悩んでいました。

ただ、蓋を開けてみたら思ったより王様が酷い設定に…。

なので勢いで名前だけは「Julius」ってかっこいい名前にしよう!って必死でした(安易)

いや、これは本当の話です!モリヒトさんごめんなさいね…。

 

それに反して、この物語で最も美しい人を書こうと気合を入れたのがイヴです。

あとイヴは女性なら誰でも感情移入できるようにしたいなって思っていました。

 

イヴの美しさをどう表現しようかなって考えた時にすぐに浮かんだシーン。

お察しの通り、冒頭から顕著な姫要素ぶちこみましたがドレスのシーンです(笑)

 

「あの時は良かったけど今着てみたら違うのよ!」

 

この心理は女性にしか本当に理解できないと思っています。

我侭を言ってるんじゃないんですよね…。

これこそが私が描きたかったイヴのジュリアスに対しての不安と愛情です。

って言っても中々、分かりづらい部分であるとは思います…。

ただ、このシーンで私はイヴの美しさを一番印象付ける部分にしたいと思いました。

 

このお話の中で、唯一イヴの美しさを理解していたのはエラだけ。

エラにとってイヴは今、最もこの世で美しい存在なのは間違いなかったんです。

なので、エラが言う「この世で最も醜い者は〜」の台詞は非常にお気に入りです。

イヴを穢れた目でしか見る事が出来ないジュリアスに恨みを込めました(笑)

イヴとエラの存在はそれこそ鏡写しではありましたが、あの二人ほど強い絆はありません。

だから二人の会話だけが、この物語の中で最も美しく最も尊い世界に感じていました。

 

ただそうなるとジュリアスが本当に酷い存在に映ってきてしまいますね。

でも無茶苦茶な事を言ってると思いますが、それを承知で…!

まあ…ジュリアスは何も悪くないんですよね。(おい)

ジュリアスが愛したのは「死んでいる時のイヴの姿」であってイヴという人間ではなかった。

彼が愛したのは「毒林檎によって死に染まった動かない姫君の形」だっただけなんです。

 

いわば、綺麗な眠り姫のお人形、名前を付けるとしたら「林檎姫」かな。

 

ジュリアスにとって出会った時の死んだイヴはお人形です。

とても綺麗な寝顔のお人形、一緒に居てほしい、見るだけで癒される、すごく可愛い。

だけどそんなお人形が急に目を覚まして、動き始めて自分の名前を呼び始める…。

ジュリアスにとって、そんなのただのホラーでしかないんです。

動くはずのないものが動いた…しかもどんどん可愛いあの頃の姿を失っていく。

人間だもの、生きてれば歳をとって姿だって変わっていきます。

でもジュリアスにとって、イヴは人間ではなくお人形でしかないんです。

イヴが動いているだけで、ジュリアスにとってはとてつもない恐怖なんです。

 

でも、ジュリアスの意識からしっかり離れた立場でその姿を見てみます。

誰がどう見ても頭がおかしいのはジュリアスでしかないんですよね。

貴方の言っている事は気が狂っているとしか思えない、変質的で気持ち悪い。

観客の思いを全て代弁してくれるのをカインという存在に置き換えてみました。

でもジュリアスはどうして自分がそんな言われ方をするのか理解できない…。

 

エラとイヴの関係と、ジュリアスとカインの関係は似ています。

カインが最もジュリアスの醜い部分を知っている。

 

イヴが純白であれば、ジュリアスは漆黒。

二人はいつだって一緒にいるけれどけして思いが重なることはありえない。

それを全て知っているのがカインとエラ。

また同じことを繰り返す、白き鏡の呪いか何かによって。

このお話はそんな根底が私の中ではありました。

 

上記はあくまで私の中の解釈です。

観客の皆様やキャストの皆様の印象に残った部分はそれぞれだと思います。

大変前置きが長くなりましたが、今回のステージの感想です。

 

まず冒頭のBGMを「G線上のアリア」にされたのには完全にやられましたね。

思わずこの段階で顔押さえてにやけちゃいました、最高すぎました。

本当に有難うございました、大変光栄でした。

 

私の理想とするジュリアスとイヴの距離感。

エラとカインの一歩引いて情景を眺めている感じ。

非常に自分のイメージと重なっていて感激しました。

 

あと特に印象的だった点について。

 

後半、鏡の中のイヴに没頭してしまうジュリアスのシーンが素晴らしかったです。

ジュリアスの中に僅かながらに留まっていた理性が全部外れた瞬間が分かりました。

本来のジュリアスが帰ってきたなあって凄く見ていて嬉しくなりました。

表情で訴える、声で訴えるというよりもジュリアス完全体(言い方)が孵化した!

…っていうそんな空気全体が変わった瞬間を感じました。

で、このタイミングで後ろに控えてるカインが笑い始めるから最高なんですよね…。

この二人の一体感が凄かったですね、ジュリアスを見下すカインが見えました。

 

あとは、もうラストですね。

イヴが最も気高く輝いて、その力を使い果たして一気に醜さへ落ちるシーン。

いわば、ジュリアスによって身も心もイヴが汚される最大の瞬間なのかな。

イヴ役の戸來さんが本当に美しすぎたのでもう何も申し上げることもありません。

ステージから見るイヴの目がキラキラ輝いてて、涙が伝う瞬間を今でも覚えています。

イヴが最も作中で美しく輝くシーン、これ以上に無いほどに美しく気高い瞬間…。

それを目前でこんなに眩しく見つめる事が出来て私は幸せでした。

 

「笑って」の台詞を何度も重ねたのはイヴが自分に対して訴えていた言葉。

ジュリアスが愛していたのは自分ではない事を理解してしまった悲しみ。

それに気づくことが出来なかった自分自身への恨み。

全てが凝縮した「笑って」の積み重ねの最後に、醜さを知ったイヴが高らかに笑う。

 

でも、そんなイヴを見て誰も彼女を醜いとは言えない。

イヴはやっぱり最後まで美しい、醜さにおちたとしても。

次の白雪姫が現れるまでは彼女がこの世界で最も美しい人でいられるはずです。

 

このステージは自分の想いがとても強く重なって見えて本当に嬉しかったです。

カインとエラのベルの効果も個人的にかなり好きでした。

素敵な演出をしてくださり感謝しています。

 

 

02:黒の法廷の帽子屋

 

ここからは既存作ですので少しライトに話していきます。

once1に収録されていた黒のお話ですね。

オリジナルで霧依アキトが帽子屋を演じていたので台詞を結構覚えていました。

アリスの設定を宣言するの結構好きなんですよね、ゲームみたいで。

 

私が見た回のシャッフルキャストさんは以下の皆様でした。

 

ホワイト:小倉ミツハルさん

チェルシーブラン:小豆戒斗さん

アリス:AYAさん

 

ステージを見て少し驚きましたが…。

チェルシーブランの効果はこの作中、絶大ですね、実感しました!

正直、こうしてステージ化されるとあの嫌味な役がこんなに映えるとは…!

実はチェルシーブランはそんなにかっていないキャラだったんですよ…(言い方)

あんな嫌な性格でよくわかんないキャラクター、どこがいいんだろう?って(笑)

でも凄かったですね、びっくりしました。

小豆さんのチェルシーは喋り方もオリジナルに凄く寄せてくださってたように感じました。

だから私自身は馴染みやすかったし、あの生き物が3次元に出てくるとこうなるのかと。

可愛いやらムカつくやら意味深やらで、なんとも生き生きとしていて素晴らしかったです。

 

この物語は言葉遊びみたいな部分も多いので、音として聞くのもとても楽しかったです。

生の掛け合いだからこそのリズムや空気感もありますし、声の温度が特に感じられました。

ブラックとアリスのシーンの展開も、ステージ効果でとても分かりやすかったです。

ああ、この切り替えがとても素敵だなあとステージならではの演出が面白かったです。

 

あとはホワイトの台詞自体は結構少な目なんですけどかなり存在感がありました。

小倉さんみたいな正統派イケメンがあんな可愛いうさ耳で来ちゃったからかな。

初めから、え…かわいい…え??ってちょっと圧倒されましたけども(笑)

ホワイトが真面目に喋るたびに、うんうんってなりながらもいつも耳ばっかり見てました。

そんな私を誰か打ち首にしてください(しょけいだいのまえええええ!!!)

 

この物語は帽子屋とアリスの設定がひっくり返る所で真実が明らかになります。

だけど、真実になったところで救われないメリーバットな1つの結果。

見る人によってはかなりアンハッピーなのかな…。

いや、でもあの帽子の演出は凄く良かったですね。

帽子屋とアリスが二人で帽子を被るシーンをこうしてみる事が出来るとは思いませんでした。

純粋にあのシーンは感動しました。とても素晴らしい演出でした、興奮した…。

 

神様である概念の存在が自分の作った創造物に恋をするなんて愚かな事だ。

そんなことを同じ創造物に言われる神様なんて非常に滑稽な話…。

ただ、それでも同じ思いを抱えているからこそ幸せになれる場所を探したっていう。

そういう1つの悲しい恋物語であってほしいとも私はこのお話思っています。

 

結局、ここに居る人全員が最終的な結末を知っていて出来レースをしてただけなのかな。

何も知らないのはブラックだけ。

自分自身が作り出したゲームをクリアできなかった結果でしかない。

改めてそう自分の中で考えさせられたステージでした。

 

 

03:金の魔笛と死の葬列

 

Once3からですね。おじさんキャラを初めて書いた回で印象的です。

ただこのストーリーは結構極端な描写が多いのでステージ化を聞いて驚きました。

でも実際、あまりにキャストの皆さんがはまりすぎててそっちにもっと驚きました。

 

どのキャラクターも違和感なくというかあまりにはまりすぎてましたね。

特に小倉さんのジョセフの完成度、雰囲気、佇まい感が凄すぎましたね。

終始、素晴らしい雰囲気で他のキャラクターを引っ張っていたと感じました。

ああもう、はい、ジョセフさん!って感じ(語彙力の無さ)

お茶目なルーイさんも浅沼さんがぴったり合わせてくださってて愛嬌あって好きでした。

この二人の掛け合いは見ていてほっこりしましたね。

 

あとは、中盤以降で出てくるジョセフ少年期も緊張感ある空気がたまらなかったです。

完全一人芝居といっても過言ではないあの長台詞、非常に大変だったと思います…。

あれだけ観客を引き込んで、自分に集中させることが出来るのは凄い事だと感じました。

もうこの領域に来ると声の安定感とか演技とかっていう言葉だけでは表現できませんね…。

素晴らしいジョセフの少年期を小豆さんに表現して頂けて嬉しかったです。

 

そして本作最高の狂気(ほめてる)のアルメリアとグレミオです。

美鈴さんとモリサキさんのタッグなら、かなり強いものになるだろうなあと楽しみでした。

ちょっとだけレクイエムとヴィルヘルムを彷彿とさせる描写でしたね。

懐かしいなあと思ってあの猟奇的シーンは見ていました(笑)

ザックザックやってるのに、ああ懐かしい…って感慨深く笑ってたの多分私だけね…。

 

美鈴さんのアルメリアにおいては、彼女ならば正直あのレベルは来ると感じていました。

確実に抑えに来てくれるって終始、安心して拝見できたように思いました。

美鈴さんの強い部分が凄く発揮されてて可愛いよりも私はかっこよさが来ました。

見ていて凄く興奮しましたし、非常に気持ちよかったです。

あとはご本人にもお伝えしましたが、アルメリアのお衣装が黒でちょっと想定外でした!

非常に綺麗なロザリオもまたアルメリアらしくて素敵でした…嬉しかったです。

 

そして、ラスボスのグレミオですが本当に感激しましたね…。

散々周りには言っておりますが、今作、本当にモリサキさんが凄かったです。

大変驚きましたね、見ていて変な声が出そうになるくらい引き付けられました。

いろんな積み重ねてきたものがあったんだろうなというのが強く伝わってきました。

今までご一緒させて頂いている分、特にその変化を大きく感じたのかもしれません。

語彙力が本当になくてうまい言葉が見つからずに申し訳ないです。

ですが本当にここまでのグレミオを演じて頂けて嬉しかったです、感謝しています。

ご本人にも会場でそれをちゃんと伝えられて良かったなと思っています。

 

またこのお話もとても照明演出が素敵だったなと感じました。

最後のジョセフとアルメリアのシーンは特にじーんとしてしまいました…。

このお話も結構救いようない部分多いですね。

でも最後はルーイさんがまたジョセフを精神的な部分で救って丸く収まる感じ。

あの終わり方が私は結構好きです。ジョセフをこれからもよろしくどうぞ!

 

いろんな方の感想でジョセフを飼いたいってお話をよく拝見しておりますが…。

ジョセフは犬ではありませんよおおお!!!!!(号泣)

まあでも犬っぽい名前ですね、ジョセフ…ジョセフ…ステイ!(おい)

 

 

04:白き雪の王

 

once2の白のお話ですね、何だか凄く懐かしく感じております。

今回、ばなわにさんから物語を舞台用に改変されるとのお申し出がありました。

なので、改変後のシナリオは知らないまま私も当日楽しみにしていました。

 

ですが、想定以上にコメディタッチになっていてかなり驚きました!

特に冒頭部分の雰囲気は強い戸惑いを覚える感じでもありましたね(笑)

ちょっと私の分からないスラングとかもありまして…。

後々意味が分からずに、こういう意味だよって教えてもらったという裏話。

 

こんなことを書かせて頂くのは非常に心苦しいのですが…。

物語冒頭部分は少し、話の全体的な雰囲気に疑問を感じました。

正直、原作者としてはどう言葉にして良いか複雑な思いもあります。

なのでAKITOLETの作風ではなくなってしまっているかなという感じを受けました。

コメディアレンジは勿論全然構わなかったのですが…。

どうしても私のonceの雪の王の世界にはピコピコハンマーは存在しなくて…(苦笑)

ヴィックがシリウスを叩くのは想像できないかな…。

本当に申し訳ありません…。

 

あとは、気になってしまったのはシリウスのキャラクターかな。

私の中でシリウスっていうのは少し頼りない青年で始めはちょっと弱虫な印象があるんです。

でも物語の過程の中で大事な人を守るために強くなっていく。

でも結局、力及ばずにヴィックをレインに奪われて自分は帰っていくしかない。

シリウスは常にこのシナリオでは奪われる側の人間というキャラクター感ですね…。

そもそもこのお話はレインを主軸に回っていくお話なのでそれは仕方ないのかもしれません。

 

そんなシリウス像を持つ私は今回のステージ版のシリウスには驚かされっぱなしです。

冒頭から飄々としていて雪の王なんかすぐに倒せそうな感じでめっちゃパワフルでしたね。

なので、レイン…ど、どうする、大丈夫か…王様勝てるのかと少しヒヤヒヤしました(笑)

 

ただ平峰さんの活発でわんこな青年がとても映えた可愛いシリウスであったと思いました。

ヴィックもあんな可愛いシリウスに懐かれたら絶対に嬉しいでしょう。

あとはシリウスのあの強い印象がより、レインのキャラクターを引き立てたように感じます。

その点、オリジナルに比べてキャラクターのパワーバランスが明確になっていましたね。

後半部分のレインが出てくるシーンからは本筋が戻ったように感じて安心しました。

 

あとはリトルスノウが今回の話で一番驚かされたかなと思います。

杜和さんのリトルスノウが出てきた瞬間、凄いビジュアルのインパクトが強かったです。

確かにシリウスたちとは一線を引いた世界の存在だとわかりやすかったですね。

特に今作は他の3作に比べてファンタジー要素が強かったので難しかったのかもしれません。

リトルスノウが魔法をかけるシーンもかなりかっこよく映えたように感じました。

女の子版のリトルスノウが見られる事も今回だけしかないと思うので、貴重な経験でした。

 

私が今作で特に印象的だったのは松田さんのスノウレインの存在感です。

個人的にスノウレインが飛び抜けて素晴らしかったです…。

佇まい、雰囲気、彼の流れるような心情の変化がとても上品かつ丁寧で美しい。

そこに存在するだけで威厳を感じるような圧倒的な何かを感じました。

シリウスの熱を受けてもそれに対して冷静に対応する姿とかも魅力的でした。

でも、ヴィックと対峙すると急に弟のレインの姿が帰ってくるんですよね…(涙)

ここのレインの変化がすっと自然と切り替わる部分が本当に明確で凄く嬉しかったんです。

リトルスノウを庇うシーンも、レインの心の葛藤がとても強くにじんで見えるようでした。

自分の中の理想以上のレインを表現してくださったように思えて終始感激していました。

 

この物語自体、とても演出部分合わせて難しい点がかなり多かったと感じました。

でも非常に臨場感のある演出(特に魔法の部分)に圧倒されっぱなし。

音の世界では容易に作れるものもステージとなると全然想像もつかなかったんですよね。

なので、今回の細やかな演出を頂けた事はとても嬉しく思いました。

posted by: 亜樹 | 参加作品紹介[aki] | 19:29 | comments(0) | - |